制度・法律を経営に使う
事業性評価、各種業法改正、取引適正化、補助金制度などを、条文解説ではなく「経営判断」としてどう使うかを現場目線で解説します。制度と実務のズレに悩む経営者・支援者向けのカテゴリーです。
経営力向上計画|悩むくらいなら設備投資すべき
「設備投資したいけど、利益が出ていないから難しい」──中小企業の経営者から、こうした声をよく聞きます。しかし、営業利益だけを見て投資判断を下すことは、実は大きな誤りを招きかねません。 本記事では、売上成長と利益率低下が同 […]
第7回(最終回) 事業承継ガイドラインが語らないこと|社長をやめた後の人生を設計していますか
事業承継が進まない理由として、よく挙がるものがあります。後継者がいない、株式評価が難しい、相続税が重い、借入の処理や個人保証の問題、取引先への説明——どれも現実に重い課題ですし、間違ってもいません。 ただ、私が現場で何度 […]
第6回 事業承継ガイドラインが語らないこと|自立化した結果として保証が外れる
事業承継の検討は、できれば水面下で進めたい話です。だから最初にやるべきことは、「相談先を探す」でも「買い手を探す」でもありません。水面下で、会社を"社長なしで回る構造"に寄せていくことです。売るか、継ぐか、閉じるかはその […]
第5回 事業承継ガイドラインが語らないこと|古参幹部が新社長を潰すとき──"辞めさせる"前にやるべきガバナンス設計
本シリーズ「事業承継ガイドラインが語らないこと」は、公的ガイドラインの要点を踏まえつつ、現場で実際に起きる"想定外"――権力構造、空気、感情、運用のズレ――に焦点を当てる実務編です。違法な追い出しや個別の法的助言は扱いま […]
第4回 事業承継ガイドラインが語らないこと|事業承継のM&A、まず公的機関へ相談してください
「突然のご連絡で大変失礼いたします。〇〇と申します。御社のことを以前から存じ上げておりまして、一度ぜひお話を聞かせていただければと思いご連絡しました」 ある日突然、見知らぬ番号から電話がかかってきます。相手はM& […]
第3回 事業承継ガイドラインが語らないこと|事業承継の本質は「人を育てること」 ― 後継者教育と、縁を活かす準備 ―
事業承継というと、多くの方がまず思い浮かべるのは「税金」や「株式対策」ではないでしょうか。相続税をどう抑えるか、自社株をどのように移転するか。確かにそれらは重要なテーマですし、専門家として丁寧に対応すべき課題です。しかし […]
第2回 事業承継ガイドラインが語らないこと|廃業を「円滑に」終わらせるために、今すぐ知っておきたいこと
廃業というと、どこか「失敗の結末」というイメージがあるかもしれません。でも実際には、廃業を選択する企業の半数以上が直前期の決算で黒字を出しているというデータがあります。黒字にもかかわらず店を畳む。これは「赤字になって追い […]
第1回 事業承継ガイドラインが語らないこと|事業承継の準備は、「見えない資産」の棚卸しから
「事業承継」と聞くと、「社長が息子(娘)に代わること」「引退の段取り」といった"イベント"を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、現代の日本における事業承継は、そんな牧歌的な話ではありません。企業の存続だけでなく、 […]
第6回(完結) 改正取引適正化|交渉で得た利益を「未来」へ。賃上げとビジョンで"選ばれる会社"になる方法
前回(第5回)では、2026年1月施行の取引適正化法・振興法を踏まえて、価格交渉を「お願い」から「根拠ある提案」へ変えるための原価管理について書きました。原価をきちんと語れる会社は、やはり強いです。見積書の内訳を整えるだ […]
第5回 改正取引適正化法|「根拠」なき交渉はただの嘆き。原価を見える化し、正当な価格を勝ち取る技術
2026年1月、改正された「中小受託取引適正化法(取適法)」と「受託中小企業振興法(振興法)」が施行されます。本連載ではこれまで、法改正の狙いと全体像、そして製造業・運送業の現場で何が変わるのかを順に確認してきました。条 […]










